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若手の展覧会企画者を対象としたCCC(静岡市クリエーター支援センター)の支援プログラムである「New Creators Competition 2011 展覧会企画公募」において、多数のご応募をいただきました。厳正なる選考の結果選出された2組の入選企画展を開催致します。今回の企画はそれぞれ「場」と「時」がテーマです。鑑賞者の心と記憶に残る展示をお楽しみ下さい。
■ 会期:2011年1月14日(金) - 2月12日(土)(日・祝日休み)
■ 開場時間:10:00-20:30
■ 会場:静岡市クリエーター支援センター 2Fギャラリー・3F展示室
■ 主催:静岡市クリエーター支援センター
■ 審査員:しりあがり寿(マンガ家)、五十嵐太郎(建築家)、久米英之(CCCプロデューサー)、大森久美(CCCキュレーター)
■ 入場料:無料
私達は太陽の動きやお腹の空き具合で感覚的に「時間」を「体感」する事もあります。しかし、現実的には「時計」をもって論理的に「体感」しています。いささか味気無い事かもしれません。しかし「時計」により「時間」いう抽象的な概念が「誰でも見えるようになった!」と捉えた方が感動的ですし、その事で「より日常を楽しく過ごせる!」と思い込むキッカケにもなります。本展では、機能的な「時計」の客観に美術家としての主観(思い込み)を取り入れた「美術的観点から見た時間」(つまり「美術の時間」)を提案。静寂感漂う場、研ぎ澄まされる感覚、作品のささやかな「音」や「動き」、それらに対峙する「今この瞬間の自分自身」を感じられる「時空間」が、あなたをお待ちしています。(高島亮三)
■ 審査員講評
「秒」から「一生」にいたる個人的な歴史を時計に置き換えた「時」。人間の2010年の歴史を置き換えた「時」/そして何の変哲もない「標準的」な時。今回作者は今まで取り組んでいた「時」というテーマをより全体的にコンセプチュアルに表現することに挑みます。はたして会場で刻まれる「時」は見る者に何を残すか?楽しみな展示です。
(しりあがり寿/漫画家)
高島亮三の作品は、コンセプチュアルでありながら、とてもシンプルで、わかりやすい。グラフィックデザインを学んだ経歴もあり、関連するヴィジュアルも手を抜かない。こうした公募にも慣れている、力のある作家だ。過去に大量のサイコロを用いた作品を見たことがあったが、やはり一目で忘れがたい印象を与える。今回は、以前から手がけていた時計のシリーズを発展させた、2011台の時計を軸にした展示だ。安心してまかせられると感じた。一方で、2011台の時計やシチズンの普通の時計を、どのように効果的に見せるかは、まだ検討の余地があると思う。最終的に、どのように展示するのかを楽しみにしたい。
(五十嵐太郎/建築評論家・建築史家)
1972年東京都保谷市(現・西東京市)生まれ、1996年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。2001年、セルフファンクラブ「カミスキー」開設。2010年、セルフイベント「0円均一週間」開催。
ウェブサイト:www.kamisky.jp/news/index.html
会期中の毎週土曜日(2011年1月15日・22日・29日・2月5日・12日)
11:00-19:00の間、随時(参加費・材料費無料/予約不要)
会場: CCC3F