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若手の展覧会企画者を対象としたCCC(静岡市クリエーター支援センター)の支援プログラムである「New Creators Competition 2012 展覧会企画公募」において、多数のご応募をいただきました。今回は応募作品の全てのクオリティが非常に高く、審査の過程で特例として、3企画の選出となりました。厳正なる選考の結果選出された3組の企画者による展示を同時開催いたします。
■ 会期:2012年1月16日(月) - 2月18日(土)(日・祝日休み)
■ 開場時間:10:00-20:30
■ 会場:静岡市クリエーター支援センター 2Fギャラリー・3F
■ 主催:静岡市クリエーター支援センター
■ 審査員:しりあがり寿(漫画家)、五十嵐太郎(建築評論家・建築史家)、久米英之(CCCプロデューサー)、大森久美(CCCキュレーター)
■ 入場料:無料
私たちは自らを取り囲む茫漠たるこの世界をなんとか捉えようと、そこに目盛りを与えてきた。“測ること”は、世界に対して共通認識を持つための私たちのツールであり、世界を把握しようとする人間の知的好奇心や欲望の表れでもある。
今回、測り方や尺度を教わった小学校の教室という空間で、身体感覚にまで染み付いた“測ること”について考えたい。基準が与える安心感と、そこから溢れでるもの。グラデーション。必然と偶然。決して測ることができない予知や予兆、また人間の感覚といったもの。測ることを通してみえてくる“はかりしらん”ことこそが、世界の豊かで複雑な諸相を知るための手掛りになるのではないかと思う。測りきれないという無力感を超えて。(谷川寛)
■ 審査員講評
子供の自由研究のような素朴で無邪気な好奇心が、元小学校のここCCCでアートとして花開く可能性を感じました。はかることをテーマにした様々な切り口の作品がどういった空間をつくりだすのか期待されます。
(しりあがり寿/漫画家)
谷川氏は、アート的な活動を積極的に行う建築家である。今回の企画では、世界を測ることをテーマとしつつ、そこからはみ出るものを同時に問いかけていく作品が提案された。モビール、分度器、三角定規など、学校で見慣れたツールをもとに少し手を加えていく、さまざまなアイデアがにぎやかに示されている。なかでも川の流路の分岐点を撮影するシリーズは、それだけでも単体としての展示がホワイトキューブにおいて充分に可能だろう。とはいえ、CCCの場所の特性を考えると、黒板とともにできるだけ多くの作品を並べ、むしろちょっと変わった理科教室のように演出した空間の方が似合うように思われた。
(五十嵐太郎/建築評論家・建築史家)
2000 Bゼミ修了 2001 横浜国立大学卒業 2003 東京芸術大学大学院美術研究科修了 2000 JCDデザイン賞入選 2002 アートベンチング優秀賞受賞 2003 サロン・ド・プランタン賞受賞 2008 アーツチャレンジ出品作家に選出 2008 MIO写真奨励賞 審査員特別賞受賞 2010 あいちトリエンナーレコンペにて出品作家に選出 2011 上野彦馬賞入選
作家ウェブサイト