クリエーター

登録されているクリエーターを紹介します。
グラフィックデザイン・WEBデザイン・プロダクトデザイン・WEBマーケター・などが登録しています。クリエーターのアピールポイントをご紹介させていただきます。

安池勘司

主な経歴
 静岡市の林業事業者として、どうすれば地域に愛され必要とされるのかを、真剣に考えてまいりました。住宅建材用の木材生産を中心とした林業から、新しいスタイルを目指すようになり、k-forestryを立上げ、地域材を利用したキッチンまわりのグッズ製品の企画・販売事業をはじめました。森林ツアーのナビゲーターを務めるようになり、コミュニケーションすることの大切さを強く感じ、KAKERA君やKoroKoroレールなどのWorkshop事業も運営しております。
 私は24歳の時に家業である林業に専念し、その後、父から事業を継承し、現在に至っております。ある時、お付き合いのある地元の企業からのご依頼ご要望を受け、私が仕事としている林業を通して、地域の皆様とコミュニケーションする企画を真剣に考えなくてはならなくなったのです。どうすればよいのかと考えていた時に形になったのが、KAKERA君ワークショップでした。そこから、コンセプトを明確にし、ポップを創り出し活動を続ける中、絵本の構想が浮かび上がったりしてきました。お話の内容はすぐに思い浮かびました。挿絵に使う絵は苦労しました。写真を使うのではなく自分で絵を描くことを人から勧められ、今まで取り組んだことがないことでしたが、地域産業の課題や、『Inclusive』すべての人が活躍できる街の仕組みづくりの大切さなど私なりの想いを丁寧にちりばめることができたと思います。
制作スキル
  • 工芸
ホームページURL
https://maytheforce96.wixsite.com/my-site
PR
 林業は、森を守って木を伐って市場に出荷することが一番重要な仕事であると考えていた若い時もありましたが、今では木材を生産販売することだけではなく、豊かで安心して過ごしていける地域社会の仕組みを考え、地域の皆様と積極的にコミュニケーションする方法を学んで実践することが事業家として、重要な使命であると考えるようになっております。子供たちが、自分が生まれ育った地域に対して、自然と『自信と誇り』を持ってくれたら、希望を膨らませ、将来は地元で活躍してくれるのではないかと期待します。それを助けて支えるのが、今居る大人の役目であるし、大人が諦めてしまってはダメだと思うのです。私たちがそれぞれの事業の中でできること・伝えられることを見つめなおし、地域の産業技術に自信と誇りを持つことが大切であると考えております。
 静岡市の家具・木工所から、頂いてきた『端材』たちをあれこれ想像しながら、組立てて出来上がったのが『KAKERA君』です。いろんな形をした、たくさんの端材たち。どれもかわいらしく見えてきます。端材となった彼等もきっと活躍したかったはず。人も同じなんだなと考えると、どれもこれも使いたくなる。inclusive 誰も取り残さない。工夫して創る体験は、自由にイメージして形にするという創造力を感じさせてくれます。KAKERA君の世界で、誰にだってある可能性や価値感を、お子さん達にも感じて欲しいし、大人の方にも、楽しんでいただけたらなと思っています。

作品集PORTFOLIO