Achievement 2017年度の実績

事業概要

期間（時期）

企業募集：2017年4月1日（土）～5月19日（金）

クリエーター募集：2017年5月2日（金）～19日（金）

開発プロジェクト：2017年6月〜12月　

展示販売会：2018年1月17日（水）～23日（火）

展覧会：2018年２月16日（金）～25日（日）

内容

・「ものづくり」と「デザイン」という視点で静岡のメーカーとクリエーターを

　マッチングさせ、新商品の開発をサポート。合同ミーティングは5回開催。

・開発した商品の展示販売会(1月１７日～２３日)を静岡伊勢丹で開催。

・１Fギャラリーで商品開発解剖展(2月16日～25日)をおこない、完成品の展示はもちろん、企画・デザイン・プロトタイプまで完成のプロセスを紹介する展覧会も開催した。

開催場所

会議等：２Ｆ交流研修ルーム等

ポップアップショップ（展示販売会）：静岡伊勢丹

展覧会：１Fギャラリー

件数

開発件数：３件　　　展覧会来館者：３００４名

協力

静岡伊勢丹

マッチング

①オトモシッキ　藤中知幸氏×カクタスデザイン　黒住政雄氏　

　　商品名：和紙と漆でバレッタ

②栗田産業×KAZUYA WASHIO DESIGN　鷲尾和哉氏

　　商品名：サンコウチョウの栓抜き

③佐野製材所×テラデザインスタジオ　寺西保夫氏　

　　商品名：ひのきの

アンケートデータ

（展覧会）

・商品開発でのデザインの役割がわかった・・・・・・100％

・商品開発のプロセスがわかった・・・・・・・・・・・・・・100％

・自社でも商品開発をやってみたくなった ・・・・・・・・75％

・商品開発への興味がわいた ・・・・・・・・・・・・・・・・・75％

・商品開発でのデザインの大切さがわかった・・・・・100％

総括など

・目標5件に対し、プロジェクト活動としては3件となった。

・募集段階では目標を上回る問い合わせがあったが、指定の開発期間では完成が難しい

　製品もあり、断念したケースもあった。
・商品開発では、合同ミーティングを開催。他社の開発を参考にしたり、意見交換もでき、

　相乗効果につながった。
・もともと最終商品をもたない部品メーカーや加工メーカーが参加したため、企画・デザイ

　ンという初期段階で、何度もアイデアをつくりなおしているメーカーもあったが、伊勢丹で

　の展示販売会にはなんとか間に合わすことができた。
・今回、金型を必要とするメーカーも１社あったが、3Dプリンターを駆使するなど、開発工

　程を短縮した開発をおこなった。（このメーカーでは初の試みであった）

・静岡伊勢丹での展示販売会では、エンドユーザーから直接意見をもらうことができ、開発

　の段階では得られない経験もできた。また、少数ではあるが、実売にも結びついたため、　　

　商品としての実感もつかめたと思う。

・展覧会来館者は多かったがアンケート回収率が少なく、データ精度は低いが、高評価で

　あったことは事実である。また、「もっとたくさんみたい」「面白かった」との声もいただいた。