静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)

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Achievement 2022年度の実績

パフォーミングアーツ/イベント等

2022年5月28日(土)、10月29日(土)、2023年3月22日(水)

パフォーミングアーツ・ダイアログス season3

事業概要

期間(時期)

2022年5月28日(土)、10月29日(土)、2023年3月22日(水)

             

回数

3回

             

内容

【第1回】テーマ:複業パフォーマーのキャリア形成を考える
ゲスト:横室真弥氏(剣詞舞道家/販売員)                                                                                                                山本夏夢氏(一輪車パフォーマー/会社員)

第1回 「複業パフォーマーのキャリア形成を考える」 
静岡市を拠点に活動するパフォーマーの活動環境向上のための対話イベント。
地方では専業パフォーマーよりも複業パフォーマーが多数を占めることに注目し、仕事と創作活動に取り組む複業パフォーマーのリサーチを通して、可能性と問題点を探る。パフォーマーの活動環境を整えることによって、一人ひとりが多様な生き方を示すモデルとなり、その効果として静岡市の特徴と魅力向上に寄与していく。”

【第2回】テーマ:複業パフォーマーのモデルケース~一輪車パフォーマー山本夏夢~
ゲスト:山本夏夢氏(一輪車パフォーマー/会社員)

第2回 「複業パフォーマーのモデルケース ~ 一輪車パフォーマー山本夏夢」 
登壇者は前回に引き続き、一輪車パフォーマーの山本夏夢さん。山本さんは静岡市の企業の正社員でもあり、複業パフォーマーとして忙しい日々を送っています。彼女は今夏に会社を約2ヶ月休職しシルク・ド・ソレイユのカナダ公演に出演しました。この舞台の様子を振り返ってもらいながら、複業パフォーマー当事者としてのリアルな現状を報告して頂き、そこを起点に対話を始めていきます。”

【第3回】テーマ:未来の静岡・演劇~私たちはどこから来て、どこへ行くのか~
静岡市のパフォーミングアーツ関係者の対話を通じて、活動状況の把握、共有を図り、活動環境の改善へのヒントを見つける。
本年度最後の今回は、静岡市の演劇関係者が集まり、ラウンドテーブル方式で4つのトピックについて対話を重ねた。

             

開催場所

多目的ルーム+交流研修ルーム

             

回数/参加者数

第1回目:9名 第2回目:11名 第3回目:22名 総合計参加者:42名

協力等

人宿町やどりぎ座

総括など

このような対話は結論を求めるのではなく、多くの課題を共有することにある。それぞれの課題は静岡で演劇に取り組む者が日頃感じていることであるが、それが個人の問題からこの地域の問題として捉え返され、協働する契機としていくことが大切だろう。3年間に渡り続けてきたダイアログスは今回で終了するが、継続の声が多く聞かれた。3年前のコロナ禍の始まりによって明るみになった芸術文化の価値への不信は、その後の関係者の情熱と努力で少しずつ改善されているもののまだまだ道半ばである。このような対話もけっしてその役割を終えることはない。共有の場づくりは、それぞれの活動の成果や課題を知ることが出来きて各自にフィードバックをもたらす。またノウハウとして蓄積されていく効果も期待できる。対話のメリットは多く感じられるので、どのようなかたちでも工夫して継続できればと考えている。もちろんこれまで出てきた課題に対して、解決を目指して実践していくことは欠かせないことだ。今後も対話と実践を繰り返しながら進めていきたい。

             
               

 

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