静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)

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Achievement 2023年度の実績

セミナー/ワークショップ

ガイダンス:2023/8/27 WS①:10/28,29 WS②:12/2,3 WS③:2024/1/20,21

「現代演劇」演出ワークショップ

事業概要

期間(時期)

ガイダンス:2023年8月27日(日)
WS①:10月28日(土)、29日(日)、WS②:12月2日(土)、3日(日)、
WS③:2024年1月20日(土)、21日(日)

内容

・静岡市は市民劇団も多く演劇が盛んな土地柄だが、演出家を育てる環
 境はまだまだ発展途上にある。これを改善するきっかけとして演出に特
 化したワークショップを開催した。
・講師には、演出家・和田ながら氏を招聘。氏は、ドキュメンタリー演劇を
 上演し、現実の舞台のリアルの考察を続けており、静岡では珍しい演出ア
 プローチであるため静岡演劇界に刺激を与えられると考え選定した。
・事業ガイダンス1回、2日間1セットのワークショップを3回開催。
 現代演劇の解説、エクササイズ、フィールドワーク、観劇&感想・対話会、
 チームごとによる演劇の実制作と充実したプログラムを提供した。
・チームによる演劇は、3月開催のOUR FESTIVAL SHIZUOKA 2024で
 も正式プログラムとして上演した。

開催場所

2F 交流研修+多目的ルーム、ギャラリー青い麦(呉服町)、葵生涯学習センター

参加者数

ワークショップ3回累計:43名

参加クリエーター

和田ながら氏
京都を拠点とする演出家。2011年、自身のユニットである「したため」を立ち
あげる。2015念 創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろ
う」vol.5最優秀作品賞受賞。2018年 こまばアゴラ演出家コンクール観客賞受賞。
2021年度セゾン文化財団セゾン・フォロー。

総括など

・静岡では演出を学ぶ機会がほとんどないため、参加者に新鮮な体験の場を創出
 することができた。
・10名募集のところ12名の応募があったが、各回の参加人数は7名前後。裏を返
 せば意識が高く意欲的yな者だけが参加することになったとも言え、刺激のある
 良い学びの場となった。
・参加者は大学生から50代まで。年齢を超えて様々な意見交換が行われ、参加者
 の今後の活動につながる場を創出できた。
・演劇創作ワークでは今回の趣旨(ドキュメンタリー)を反映したオリジナル・
 メソッドとして形づくらえたため、今後の静岡の演劇界の創造性の底上げにも寄
 与したと考えられる。
・3月開催のOUR FESTIVAL SHIZUOKA 2024でも正式プログラムとして上演。学びを
 実践の場でさらにプラッシュアップさせると共に、発表の場の創出にもつなげた。
・参加者への聞き取り調査では「新たな挑戦が出来た」「新しい目線、感覚に触
 れるとができた」との声をいただき、有意義な事業となった。

 

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