静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)

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Creator’s Reportクリエーターズリポート

#32アーティスト
加藤みゆき

作品は新しく生まれ変わる私自身の記録。

他者との関わりの中で、私は「自分の形」を探り続けている。
誰かと交わした言葉や感情、過ごした時間を重ねることで、私の輪郭は変化していく。

「哀に呑まれて」2018年

「高く、高く」2018年

「2018/02/18/18:22」2019年

Creator’s Introduce
アーティスト
加藤みゆき

版画は、当時の時間や感情を写しとる感覚があった。 インクを重ね、紙に写し取る作業の中で常に自分自身と向き合っていた。 当時は主に悲しい思い出を美術へ昇華し、過去を意味あるものとして呑み込もうとしていた。 地元の静岡へ戻り、改めて友人や周囲の人々への深い感謝に気づいた。過去の悲しみを表現するだけではなく、作家として彼らに「今までもこれからもありがとう」を伝えたい。 新しい表現への挑戦として、今回の展示ではタフティングやマスキングテープによるコラージュを試みた。糸をたぐり寄せるように、一人ひとりと結び直した記憶の束が、そのまま作品へと紡がれていく。 生きている限り、私たち人間はお互い影響しあい自己を形成していく。 私は自分の内面のみを見るのではなく、他者から見た自分も受け入れたいと思うようになっていた。 繰り返す日々の中で、新しい私がそこにいる。 変化することを恐れず、私はこれからも私を表現し続けていきたい。

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