#29銅版画家
武田あずみ

取り除かれたあとに残ってしまったものが行き着き、留まる場所
ここを残留物の庭とする。
輪郭を丁寧になぞりながら拭う
なんども確かめて繰り返し除く
黒々とした一切を捨て終わった
あとに残ってしまったものを、まだ
ここに留めているのか


銅版画の腐食技法であるエッチングとアクアチントを用いて、慢性的な不安を含んだキャラクターを描いています。
ただこの不安は、版を刷り取るたびに意味が取り除かれ、痕跡だけが紙の上に残っているように感じています。
『残留物の庭』は、銅版画作品を「取り除かれたあとにも残ってしまったもの」として捉え直す試みです。不安の残骸が行き着き、留まる場所としての“庭”を、空間の中に可視化しようとしています。
武田あずみ銅版画展 残留物の庭
会 期:2026年1月10日(土)~2月8日(日)
時 間:10:00-21:00(最終入館20:30)※月曜休館・入場無料
会 場:CCC2Fギャラリー
主 催:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)
Creator’s Introduce
銅版画家
武田あずみ
AZUMI Takeda
2005 静岡県立清水南高等学校芸術科 卒業
2009 京都造形芸術大学芸術学部 卒業
2011 同大学大学院修士課程芸術研究科 修了
銅版画の腐食技法であるエッチングとアクアチントを用いて、慢性的な不安を含んだキャラクターを描いています。



