#19デザイナー
田邊耕治
「静岡の椅子」を感じていただきたい
静岡県は古くから家具の産地として栄えてきました。最盛期は婚礼家具などを中心とした「箱物」に特化した産地でしたが、近年ではニーズの変化に合わせて椅子やテーブルなどの「脚物」に挑む作り手も増えています。「脚」と「箱」では使う技術も設備も大きく異なり、その挑戦は容易ではありません。
こうした背景をもとに、私は静岡で椅子のデザインに約20年間挑み続けてきました。そこには、すでに確立した脚物産地とは異なるベクトルでの工夫や価値付けがあります。多くの方にこの展示を見ていただくことで、「静岡の椅子」を感じていただくきっかけになればと思います。
『家具デザイナー 田邊耕治の椅子展』
会 期:4/6(土) – 5/6(月・祝)
時 間:10:00-21:00
※月曜休館・入場無料 ※4/29(月・祝)は開館、4/30(火)は休館、5/6(月・祝)は開館
会 場:CCC1Fギャラリー
主 催:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)
Creator’s Introduce
デザイナー
田邊耕治
1984年生まれ。静岡文化芸術大学を卒業後、家具メーカーを経て2020年に独立。 現在は静岡県を拠点にプロダクトデザイン事務所プラウデザイン代表として活動。 インハウスデザイナーとしての経験を活かし、 作り手、使い手、双方にとって 最適な答えの提案を目指す。 2021年より静岡デザイン専門学校 非常勤講師。
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