静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)

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Creative NOWデザイン新名所

2つのデザインスポットがニューオープン!

CCCプログラム・ディレクター 大庭千晶

この春、静岡市に2つのデザインスポットができたのはご存知だろうか。ひとつは「模型の世界首都静岡」のモニュメント。
静岡駅南口など市内3箇所に設置され、プラモデルを模したユーモラスでポップなサインとなっとている。市民にはシビックプライドを感じさせ、静岡に訪れた方には斬新なインプレッションを与えられる。
もうひとつは静岡市駿河区丸子「駿府匠宿」のリニューアルオープン。
施設のリノベーションと共にロゴマークやサインを一新。
体験工房では静岡市で活躍する工芸作家、プロの職人による本物の技を間近で見て学ぶことができ、
ギャラリーでは現代的な表現でアプローチした伝統工芸品のプロダクトを見て購入することも可能。
地産地消にこだわったカフェ、自然と融合したロケーションなど様々な楽しみ方のできる施設となっている。

「静岡市の伝統工芸やデザインはすごいんだぞ!」と胸をはって案内できるスポットだと思うし、今後は他県や海外からも多くの観光客が訪れるようになっていって欲しい。
市民には「しずおかのクリエイティブ」の素晴らしさを感じてもらいたいし、こういった施設の企画・プロデュースやブランディングもクリエイティブ産業のひとつといえる。
洗練されたデザインのスポットが相次いでオープンしたことで、クリエイティブに対する市民の意識改革に繋がっていくことを期待したい。


CCC プログラム・ディレクター 大庭千晶

<このコーナーは個人の見解リポートです>

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