#11切り絵作家
三枝文子
物心つく頃から絵を描き始めて、様々な表現を学ぶ中、今の自分に一番しっくり来たのが自然素材である紙を切り、立体に組む事で表現する手法でした。
若い時には作家たる者、凄い表現をしなければ意味がないのでは無いかと不安に思っていたのですが、40年ほど制作を続けてきて気付いたのは、地道に地に足をつけて表現すれば、それでしっかりと伝わるという事です。
令和の時代になり、何もかもが目まぐるしく変わりゆく中、結果を出す事、そのスピードが重視される現代ですが、命の重みは、その人生の豊かさは数字や単語では表し切れない物です。
アインシュタインも言っていますが『想像力は、知識より大切だ。知識には限界がある。想像力は、世界を包み込む。』
制作に向き合う時間は想像力そのものです。
制作は上手い下手に関わらず、集中して手を動かせば人の心を癒します。
私は制作する事や想像する時間の豊かさを、色々な人達と共有できたらと考えています。
画像は現在CCCにて開催中の「未来茶会展」インスタレーションより
Creator’s Introduce
切り絵作家
三枝文子
令和の時代になり、何もかもが目まぐるしく変わりゆく中、結果を出す事、そのスピードが重視される現代ですが、命の重みは、その人生の豊かさは数字や単語では表し切れない物です。
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