静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)

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Creative NOWコロナ禍故の自己表現

”どんな状況であっても、自分の夢は自分で叶えられる!”

CCC HUB登録クリエーター CHISE (チセ)

コロナウイルスとの生活は2年以上が経ちました。

音楽業界や芸能界も、かなりの打撃を受けてます。

私の教室でも、ステージを行なっていた生徒様やプロ歌手を目指す生徒様などが、リアルに披露できる場が一切なくなり、生徒様方の発表する場がない、オーディションがないという状況から、やる気が出ない、何に対して目標を持って進めば良いのかわからない。。。という生徒様が一気に増えました。

また、私の教室の運営も”歌う=飛沫が飛ぶ”などから、お越しになれない生徒様も出てきて、経営を続けることが難しいと感じた時がありました。

しかしながら、私の場合コロナ前から行ってきたメンタルトレーニングのコースがあり、こちらがこのような不安が多い時代に、生徒様から必要とされるものとなりました。

このメンタルトレーニングは主に、”自己改革”のためのプログラムです。

内容は主に、過去の自分の掘り出しを行い自分自身を知る、自分の思考癖をプラス思考に変えて未来に向けて行動するためのレッスンです。

このプログラムを作った発端は、私自身の自己改革からです。

私は、これまで度々病気をしていて、数年前はストレスから声が出なくなるなど、不調に悩まされることが多かったのですが、実は声が出なくなってしまった時、治すのに医師から2年以上かかるといわれた喉の不調を3ヶ月で完治させました。

これを解消させた方法は、ストレスとなっている自分の考え方や行動を見つめ直して、本来の自分らしい過ごし方に変えていくというもので、これらを脳科学や心理学を主とする先生方に師事して、短期間のうちに元の健康状態に戻すことが出来ました。

この私自身が実践して、学んだことを、ボイトレと合わせてレッスンプログラムにしたところ、多くの生徒様が現状を変化させて理想の未来に近づき前進することができました。

私のように普段は健康状態であっても、定期的に病気や不調になっている方は、どこかおかしい、自分の考え方や生活スタイルを見直す必要があると考えて良いと思いますし、歌いたい!歌えるようになりたい!と思ってお越しになられる方々の多くが、思いっきり自己表現をしたい!自分を発信できる場所がほしい!という想いが心のどこかにあります。

コロナウイルスが広がってから、さらにこのような想いの方々が強まっています。

誰しも生活の中に、自己表現の場所は必要です。

歌うということは、技術だけでなく、心も身体も安定していなければ、決して伸びやかで艶のある声は出ません。

技術ばかりに注目するのではなく、メンタルケアや身体のことも含めて、その方が本当に必要としていること、本当に必要なことに気づかせる後押しをするだけで、歌声だけの自己表現ではなく、人生においての自己表現を加速させて、より豊かな人生を送ってもらうことができると私は考えています。

コロナだから・・・と、このようなマイナスの言葉ばかりが耳につきますが、コロナだからこそ、今新しく何ができるかやってみよう!という意識に向かってほしいです。

多くの方に、”どんな状況であっても、自分の夢は自分で叶えられる!”そう信じて、歩んでもらいたいです。

このコーナーは個人の見解リポートです。
※各画像は、教室生徒さんの一例です。


プロデューサー、ボーカルコーチ
チセボーカルスクール 富士校・たまプラーザ校 代表 CHISE (チセ)

高校卒業後、音楽留学のためL.Aへ単身渡米。現地でボーカリストとして活躍。
その後、シンガーソングライターとしてライブ活動やCDリリースを行う。

2度の癌や難病、ストレスで声が出なくなるなどの不調に苦しむが復帰。
入院中に作った曲「僕を信じて」は、カラオケDAMにて配信される。

「生きる希望を与える」シンガーソングライターとして、テレビ、ラジオ、新聞などのメディアで取り上げられる。

自身の経験を生かして現在は、ボイトレ×メンタルケアを主としたメンタルトレーニングを使い、ありのままに自分らしく自己表現出来るようになることで、願望達成できた生徒様が続出。コンテスト優勝者、難関オーディション合格者など、アーティストの育成~音痴で全く歌えない方まで指導している。


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