Creative NOWクリエーターのチカラを社会で活かし新しい未来を創り出してみませんか？

コロナ禍が第五類になり、外国人観光客が増え、円が安くなり、物価が上がり、戦争があちこちでおこり、AIがビジネスの現場やデザインの現場でも使われ、世の中が大きく変化しています。ビジネスの現場では「デザイン経営宣言」が2018年に経産省と特許庁で出され、日本の企業も国際競争力を高め新しい時代に備えるためイノベーションに取り組み、試行錯誤を続けています。

イノベーションという言葉だけを聞くと未来につながるわくわくするような斬新なことがたくさんおこるようなイメージがあります。しかし、企業がイノベーションに取り組んではいるものの大きな成果に繋がっていないという状況も多く見受けられます。「新しい未来に届きそうで届かない！」という状況なのかもしれませんね。

イノベーションをおこすためには、クリエーターの力を必要としているのです。頭の中にある、もやもやをカタチにするチカラ、未来を妄想するチカラ、使いにくいものを便利にするチカラ、イメージを良くするチカラ、感動を生み出すチカラ、楽しくするチカラ、付加価値を上げるチカラ、などなどこれらはイノベーションにつながる大きなチカラでもあるのです。

イノベーションを必要としている場ではクリエーターが持っている才能を活かす場がたくさんあります。企業だけでなく、街や人の新しい未来を生み出す才能です。

グラフィックデザインやプロダクト建築デザイン、デジタル領域のデザイン。またデザインだけでなく、演劇やダンス、大道芸や音楽などパフォーマンスなど表現をする創造力、専門的なあらゆるジャンルのクリエイティビティーを、他の分野でも活かせる時代でもあるのです。今という時代だからこそ、クリエーターのチカラを社会で活かし新しい未来を創り出してみませんか？

＜このコーナーは個人の見解リポートです＞

富山 達章＜とみやまたつあき＞
コンセプトディレクター
未来公園_Divisions　インタープランニング有限会社

新規事業や商品・サービス開発のコンサルティング。今治タオルのブランド戦略をはじめ実績多数。企業の創造性を高めるファシリテーションにより、新しいステージを創り出す。昨今はイノベーションを創出するデザイン経営・デザイン思考にも注力している。