演劇創作プロジェクト『わが星』
演劇創作プロジェクト『わが星』
日 程:
2022年9月3日(土)18:30(※申し込み終了しました、当日用チケットが若干数ございます。直接会場へお越しください。)
4日(日) 14:00 全2公演
開場時間は開演の30分前となります。
会 場:コミュニティホール七間町(静岡市葵区七間町12-4)
主 催:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター
入場無料・要予約(8月3日10時予約開始)
各回受付100名まで
申し込みを締め切りました。
たくさんのお申込みありがとうございました。
※当日用チケットが若干数ございます。
ご希望の方は開場時間の30分前までに直接会場へお越しください。
※未就学児と観劇されるお客様へのお願い。
万が一まわりのお客様にご迷惑がかかる行為があった場合には、
係員からお声がけ、もしくは一旦退出をお願いすることがございます。
あらかじめご了承ください。
出 演:
安部 颯希、池田 麻美、大石愛佳、久山 美音、小柳 明依、鈴木 綸花、平垣 心優、森崎 沙南英、山田 あかり
(五十音順)
作:柴幸男(ままごと)
演出:佐藤剛史(伽藍博物堂)
ムーブメント指導:秋山実優(Dance Unit T!am)
映像:竹澤朗
制作:草野冴月
舞台美術:たけだこうじ
衣装スタイリング:satoko(スノードール)
宣伝美術:輝蕗
プロデューサー:柚木康裕(CCCコーディネーター)
公募で集まった中学生から大学生の9名が人気演目『わが星』に挑む!
この度、静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)は、これからの静岡を担う次世代の創造性、多様性を育む参加型演劇創作プロジェクトに取り組みます。演劇を通じて身体表現の楽しさや奥深さを体験しながら、皆で学び合い協働しひとつの舞台を創り上げていきます。
演目の『わが星』は、演劇界の芥川賞といわれる第54回岸田國士戯曲賞受賞作。作者の柴幸男が代表を務める劇団ままごとの代表作のひとつで、多くの劇団が上演を重ねてきた名作です。特徴は時報に合わせてラップ調に台詞を語るところ。音楽劇とも呼ばれる所以です。それなりの技量が必要となりますので、経験の少ない演者にとってかなりハードな演目となるでしょう。ストーリーはある家族の会話を通して人が生まれて死ぬまでの100年と、星の誕生から滅亡の約100億年を重ねながら物語が進みます。このスケール感もこの演目の魅力です。
公募で集まったのは13歳から22歳までの9人の女子学生。伸び盛りの彼女たちがこの戯曲をどう受け止め、どのように表現していくのでしょう。家族という日常と宇宙という超日常を行き来しながら、私たちの「生」に想いを馳せていくことになるのだと思います。どうぞ若い俳優の奮闘にご期待ください。
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演劇創作プロジェクト『わが星』関連イベント
『わが星』をディープに楽しむための茶話会
スピーカー:岸本年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム教授)
日程:2022年8月16日(火) 15:30 〜 16:30
会場:コミュニティホール七間町(静岡市葵区七間町12-4)
主催:静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター
入場無料・予約不要
静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC)は、これからの静岡を担う次世代の創造性、多様性を育む参加型の演劇創作プロジェクトに取り組んでいます。その演目である『わが星』は人間の日常生活と星(地球)の誕生から生命の進化、そして滅亡を重ねながら物語が進んでいきます。そのため台詞に地球に関する小ネタもさりげなく散りばめられているのですが、そこに気づくと『わが星』がさらに面白くなるはずです。この茶話会では『わが星』を生命と天体という視点から深掘りし、別の角度からこの舞台の魅力に迫りたいと思います。
スピーカーはご自身も『わが星』の大ファンである、ふじのくに地球環境史ミュージアム教授の岸本年郎さん。サイエンスを分かりやすく伝えることに定評がある岸本教授による『わが星』のちょっと変わった茶話会にぜひご参加ください。
[ プロフィール ]
岸本年郎(きしもととしお)
ふじのくに地球環境史ミュージアム教授・昆虫学者(昆虫分類学・生物地理学専攻)。東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了・博士(農学)。一般財団法人自然環境研究センター上席研究員を経て、2014年から静岡県に移り住み、昆虫の研究と共に、しずおかの豊かな酒と肴の多様性研究も進めている。ハネカクシという小さな甲虫の分類・分布を調べたり、ヒアリ等の外来生物が日本に定着しないための調査研究を行う。